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2024.11.24 -

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今日は、モスクワの安全情報をお届します。

ロシアにおける非スラブ系人種排斥的主義者（俗称：スキンヘッド・ネオナチ）の存在を知られている方も少なくはないかと思いますが、モスクワにおけるこのようなグループの活動は近年落ち着いているように思われていますが、昨年１２月頃より、また活動が活性化しており、１月だけですでに４人の方が亡くなられ、複数名の方が重傷を負う怪我をされています。亡くなられた方のご冥福をお祈りします。

このような事件は、主にモスクワ市の南（町の中心から離れた地域）のプーシキンアカデミー付近とモスクワ国立大学の周辺にて頻発しております。それも、夜間暗闇で背後から襲うケースが多く見られます。

また、地下鉄のホームでは、背後から何者かに突き飛ばされ線路に落下する事件も数件聞いております。地下鉄のホームに立つ場合は、複数名で背後に注意して立つか、一人の場合は壁を背にするのが得策でしょう。

このようなグループはいずれも若者の集団であるとのことも確認されています。ですので、地下鉄やバスなどではそのような集団に出くわした場合すぐに降りる（基本的に地下鉄は車両間の移動はできません）等の注意をしてください。

危険と思われる場所
外国人留学生寮・大きな市場の近く（イズマイロボリーナックやキエフスカヤリーナック）・地下鉄・夜間街頭が少なく人通りの少ない道・モスクワ市中心部から離れた郊外等

モスクワ市の中心部は比較的安全ではありますが、それでも深夜の外出はよほどの急用以外は避けるべきです。

危険な時期
ヒットラーの誕生日である４月２０日前後はかのグループの活動が活発化します。不要不急の外出や、深夜、早朝の外出を控える、やむをえず外出する際には、車の利用や複数人での行動を考慮してください。特に、旧アルバート通り、レーニン図書館周辺、プーシキン広場、各種駅（地下鉄を含む）構内及び周辺、電車、路面電車、スタジアム、ロックやラップのコンサート会場周辺、大学生寮、若者や多国籍（特にアジア、アフリカ系）の人が参集する飲食店、カフェバー、ディスコ、コーカサス系やアジア系の店の多い市場などでは暴力事件が発生する可能性が高くなります。（在ロシア日本大使館提供　モスクワ滞在安全マニュアルより抜粋）

詳しくは、日本国外務省HPや海外安全HPや在ロシア日本大使館のHPを参照していただければよりリアルタイムの情報が得られます。

今回は、モスクワは非常に危険だと言うように感じられる方もいられるでしょうが、モスクワだけではありません。ヨーロッパはすべて危険です。日本が安全なだけなのです。海外に旅行・留学されるのは結構です、十分に楽しんでください。

しかし！！

そこは、もうすでに日本ではありません。楽しみつつもすぐ横に危険が隣り合わせという意識も忘れないようにしましょう。

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